須佐弁天祭2017年全力アップデートにて無事終了!絶賛進化中です。Vol.1


夕陽を背に海辺の舞台で舞う神への奉納

弁天の船神事で舞われる「神子舞」の楽人も子どもでの挑戦!

いや、もともと、前夜祭を始める切っ掛けとなったのが、この船神事で舞われる「神子舞」(みこまい:神子舞神楽)なんですが、

舞う「御子」は、男の子というのが、須佐弁天祭では決まりです。

神道系の様々なしきたりに女人禁制は多いのですが、

昔は、この男の子による神子舞神楽は珍しくなかったそうです。

 

時代とともに、子どもや男の子がいなくなったり、舞うことを恥ずかしがったりと、様々な理由で減っていったそうです。

須佐でも、この男の子の担い手がいない危機でした。

 

前夜祭によって、「舞う」ことに親しみや興味、そして、かっこよさ、伝統芸能の素晴らしさに触れてもらうことで、

何かが変わってゆけばという思いでした。

そして本年、なんと舞手への希望が重なり、せっかくなので、楽人をやらせて頂けないかと漁師さんに相談。

快く受けてくださり、指導してくれました。弥富小の子の横笛、育英小の子の太鼓と鐘、そして、神子。

子供達だけで、本年は、神子舞を披露です。実際の船神事にも、男の子は乗せて頂き、神子舞をやったそうです。

(女の子は神事の舟には乗れないので)

 

清々しい海風を受けながら、笛の音が浜に響き、太鼓と鐘が調子をつくる。

数百年の間、誰の助けも受けず漁師たちだけで守り続けてきた船神事を、子供達が紡ぐ姿に感動しました。

きっとこの種が、明日の芽を育んでくれるでしょう。

 

みんな全力パフォーマンス!!大道芸&ヒップホップダンス!

前夜祭を子供達と一緒に盛り上げてくれるお一人

猫柳にゃん太さんと育英っ子のジャグリングパフォーマンス

猫柳にゃん太さん(山口県:ストーク楽空社)、事前に、育英小学校にジャグリングの指導をしに来てくれました。

その発表を前夜祭で披露です。

 

なぜジャグリングなのか?

須佐の歴史の中に、「石見太神楽」という、獅子舞と大道芸の一座が収穫の時期になると来ていたという故事にちなんで、

その大道芸を楽しみながら、須佐の歴史文化に触れてもらおうという試みからスタート。

本年もみんないい笑顔でした!

難しい話はともかく、楽しみながら、なんとなく、地域の歴史の断片を体験することで、子供達に種蒔きです。

 

そして前夜祭をスタート時点から盛り上げてくれているお一人

2-eightと育英小っ子のダンスワークショップ!!

現在、広島で西日本初のラップスクールを主催する2-eight(当地出身)とのダンスワークショップ。

事前に、わざわざ広島から指導にも来てくれました。

小学校低学年という難敵にも関わらず、短い時間で教えてくれました。

 

なぜヒップホップダンスなのか?

もともと、前夜祭スタート地点で、彼に協力を仰いだのは、弁天祭の船神事で歌われる「船歌」の継承の危機をなんとかしたい!という思いからです。

萩市内には、「お船謡」という文化財指定まで受けた伝統がありますが、

歴史の長さや、そのしきたり等の形は、本当によく似ていて、毛利家永代家老「益田家」のお膝元の須佐の地で、同様の文化があったとしても不思議ではありません。

ただ、圧倒的に違うのが、須佐の船神事は、本当に海上渡御を行います。(萩市や長門市では、陸上に船の形をした山車で行われます。)

その船神事が、江戸時代初期から連綿と紡がれ、いつしか殆どの担い手は漁師によるものとなり、

その内容は、海上で行われるがゆえに、近代まで住民ですら見たことがない神事でした。

 

その船神事で「船唄」は歌われます。

須佐湾の美しい景観が書かれた詩の内容、1番から7番まであり、全て曲調が違い、もともとは口伝。

萩のお船謡同様、元は唄い手の家系まで決められていましたが、

現在、1~3番までしか歌うことができず、唄い手の後継者もいません。

 

この伝統文化を廃れさせてはいけないと、取り組んだのが、

先ず「船唄」の存在を知ってもらおう!弁天神事の伝統の素晴らしさを地元の住民に伝えてゆこう!

ということから、2-eight氏にヒップホップアレンジした楽曲の制作を依頼し、

今まで、何度となく地元で披露。

 

そして、昨年より育英小学校の協力もあって、ダンスワークショップという形で、

子供達とより積極的に、楽しく、歌って踊って「船唄」を体験してもらいました。

ジャグリング同様、難しい話はともかく、楽しみながら、なんとなく、地域の歴史の断片を体験することで、子供達に種蒔きです。

 

さすが、プロ!

前夜祭の場を歌で盛り上げながら、子供達や観覧者みんなを楽しませてくれました!

 

帰りがけ、猫柳さんと2-eightさんが何やらヒソヒソ話。

大道芸とヒップホップのコラボを画策しているとのこと。実現してほしいですね~!

 

子どもが舞う石見神楽の世界!

そして、本年は、2つの社中が、

「須佐の子供達に、舞の素晴らしさ・かっこよさを見せてあげて下さい」

という思いに応えてくれ、

子どもによる石見神楽を、海神楽の舞台で披露してくれました!

 

高津神楽社中 「塩祓い」「大江山」

つい本年春に育英小学校から益田市に転校していった子が、

「大江山」に出てくる「鬼」役として須佐に凱旋してくるという偶然もあり、

大いに盛り上がりました。

ちっちゃい子が、舞う姿も可愛らしいのですが、

大人顔負けの動きを見せる子もいて、

知った顔なじみが舞っているのもあり、

子ども達にとって、「舞」がより身近になったのではと思います。

高津神楽社中の皆さん、ありがとうございました!

 

 

石見神楽左鐙社中 「恵比寿」

本年結成70周年を迎えられた左鐙社中さんの、子ども神楽です。

わざわざ須佐にまで来て頂き、「恵比寿」で、場を盛り上げてくださいました。

——————左鐙社中さんのFBより———————————————-

——————————————素晴らしい写真、お借りしました!———————-

たくさんの飴撒きだけではありません。

本来、「恵比寿」では、鯛を釣り上げたら、終わりなのですが、

左鐙さん、鯛は早々に釣り上げ、なんと、本命は「須佐男命いか」を釣り上げてくれました。

男命いかと格闘する恵比寿!!芸が細かい。

 

何より、お手製の男命いかが、なんか、結構しっかりしたつくりなので、びっくりです。

(※次の日に恵比寿を舞う予定の田原保存会が、「あれ、欲しい・・・」とさえ言っていましたw)

 

もうね、素晴らしいです。津和野からわざわざ来て頂き、

須佐のためにそこまでして頂けて、そのお気持ちに、本当に、感動してしまいました。

左鐙さんは、地域で子供達を育てている、とても熱意のある土地柄で、子ども神楽の人数も多いそうです。

須佐でも同じ意識を持って、取り組みたいと刺激を受けました。

ありがとうございました!!

 

そして、ここからは、大人の神楽となります。

海神楽を作ってきた神楽社中

予算も何もないところから、この前夜祭を作ってきてくれた2つの社中さんです。

 

長州神楽田原保存会 「八幡」

須佐の山手側にある弥富地域で現在も活動している「長州神楽田原保存会」さんです。

現在は、若手中心に活動されておられ、

その中心人物こそ萩の名店「千代」さんのとこの板さんであり、

アマチュアバンド「Rvi10」ヴォーカルであり

LIVEイベント「アルティックナイト」を主催する、

「たま」さんです。

この方のお陰で、弁天祭前夜祭はやってこれました。

————————-FBより———————–

  

————————FBより———————–撮影津田さん

 

伝承された当時のままの古い六調子を守りつつ、

積極的に舞う場をつくり、活動を広げています。

このバイタリティは底なしです。

 

本年もありがとうございました!!

 

石見神楽上吉田保存会 「道返し」「大蛇」

上吉田保存会の皆さんも、本当に盛り上げてくださいます。

感謝です!

ただ、ギャラを渡して「舞い」にくるなら、どこの社中さんも来てくれるでしょう。(もちろん金額もありますが)

ただ、上吉田さんは、当初より、祭の趣旨に賛同してくださり、

陰日向に支えてきてくれました。迫力の太鼓も健在です。

本年も、素晴らしい舞をありがとうございました!

—————————-FBより————————————

   

—————————-FBより————————————撮影津田さん

 

感謝です!!

 

海神楽といえば、島根県温泉津です。

一度は行ってみたいと思う、素敵な取り組みを知り、

須佐でも是非と始め、多くの関係者や社中の皆様にご支援頂きながら、やってきました。

 

年々、観覧者の方が増えてきております。

アマチュア・セミプロのカメラマンの方々も増えてきました。

今年も、たくさんの感動を頂けました。

本来の趣旨でもある、弁天神事の継承を支援する様々なきっかけもつくれてきています。

 

長く続けて行けるよう、頑張りたいと思います。

本年も、無事開催できました。ありがとうございます。

又、是非、来年も応援宜しくお願い致します!

 

Vol.2 「須佐湾大花火大会編」に続く。

 

 

 

 

 

 

 

***************************  実行委員会より皆様に  ********************************

須佐弁天祭りは、7月27日の「弁天祭前夜祭」と7月28日の「須佐湾大花火大会」で盛り上げる、海の神の祭りです。

(石見文化の影響を色濃く受けた、「石見境文化」で「弁天神事」を盛り上げるべく、前夜祭を催しております。)

須佐だけでなく、例年楽しみに来られている近郊他市町村の方々も楽しみにされる祭りです。

過去、寄付の中心は地元頼みでした。(「須佐湾大花火大会」への須佐地域と一部の須佐出身者の方々からの寄付)

もう、これでは祭りをやってゆけない今、前夜祭を通して多くの有志の方々の協力で、須佐地域外からのご支援を呼びかけております。

萩市中心部の方々、

益田市の方々、

津和野町の方々、

山口市徳佐周辺の方々、

阿武町の方々、

須佐出身・須佐縁の方々、

山口県内の方々、

そして、全国の方々、

この祭りに行きたい!見てみたい!行ってるよ!常連だよ!

  「おまいら、ガンガレ~!」

 

皆様のご支援をお待ちしております。

ご寄付・ご協賛の連絡は、私(「須佐石見境文化振興会 福島淳也」 ask@susa.in まで)。

振込口座は

あぶらんど萩農業協同組合 阿北支所 (普通) 0009983 須佐石見境文化振興会

須佐石見境文化振興会は、

それまで活動をしてきた取り組みを形にするために、災害復興を機に正式に立ち上げ、弁天神事やその文化継承を支援し、須佐弁天祭前夜祭での石見境文化の祭典を発表の場とする任意団体で、弁天祭前夜祭実行委員会の母体です。

前夜祭実行委員会は、須佐の夏祭り実行委員会に所属し、須佐の夏祭りの中の弁天祭を盛り上げるため、特に資金集めや広報の役割を担ってやっております。

事業者の方は、協賛者名簿(WEB広告)に記載させて頂きます。(記載を遠慮したい方は、上記メール宛に連絡を)

振込にてご協賛いただいた方、振込名で、メールに連絡を入れていただくと、幸いです。

宜しく、お願い致します。

須佐出身の、若い方、未だ、帰省して花火を楽しみにしている方!

須佐の花火を10年後も残そうと奮闘しているこの取り組みを、応援して下さい!

是非。

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