無印良品[スケルトンハウス]という思考の仕方

[`yahoo` not found]
[`fc2` not found]
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LinkedIn にシェア
LINEで送る

無印良品[スケルトンハウス].
大好きです。こういう考え。

マーケティングリサーチからニーズを探り、提案・企画し、実行。そこからPDCAサイクル・・・・。昔からありますからビジネスの世界では当たり前なんですが、ちょっと、今的なのかなと感じたのは、顧客と共にそれを進めていく姿勢を見せるということでしょうか。(実際、内容は企業が進めるんですが・・)個人的にこの無印良品のメールマガジンを購読してて、先日こういうのがきたんで、紹介しちゃいます。

———- 引用 ここから —————

無印良品の家 メールニュースVol.125
スケルトンハウスについて

新築マンションを購入する時にスケルトン(構造体)で購入し、インフィル(間仕切りや設備)を自分で自由につくることはできないのでしょうか。
それは上の写真のようにリノベーションで仕上げを剥ぎ取って、床も壁も天井も仕上げていない状態から考えることに似ています。設備類もなく、配管もしていない状態。こういう状態で集合住宅を購入できないものでしょうか。

中古物件とリノベーションについてお聞きした第2期第2回住まいえらびについてのアンケートでは、そのメリットとして43%の方が「間取りが自由であること」と答えていました。新築の戸建て住宅のように自分の好きな建築家と自分の暮らしに合わせた間取りをつくりたい、そう思っている方は多いと思います。
私たちは、集合住宅でありながらスケルトン(構造体)の状態で購入できる家の考え方を「スケルトンハウス」と呼ぼうと思います。

さて、このスケルトンハウスには大きな課題があります。
建築基準法上、すべての建物は完成させるための設計がされており、設計通り完成させなければなりません。設備配管のつなぎ込みがされていない建物は工事途 中と見なされます。そしてあらかじめ設計していたものと異なった場合、新たな間取りには変更届けをしなければなりません。また未完成の家には住宅ローンは つきませんし、購入してからさらに工事をする費用は、リフォームローンを使わなければなりません。

こうした問題を解決して、自由に自分の思い通りの集合住宅を建てようとしたのが、コーポラティブハウス方式の家づくりです。コーポラティブハウスは、希望の土地を購入したい仲間が集まって建設組合を結成し、そこに0から一緒に集合住宅をつくっていきます。スケルトン(構造体)は、建設組合の総意で決定するものの、インフィル(間仕切りや設備)はそれぞれの世帯ごとに自由につくることができます。家の間取りや素材、仕上げだって自由に選べる。そんな家づくりが可能です。

こうした家の建て方をサポートする会社がいくつかあります。(コーポラティブハウスで検索をしてみてください。)そのような会社は組合の作り方やローンの組み方、建築の仕組みや建築家との調整役、ゼネコンの選定のお手伝いなどを行っています。

しかし、「スケルトンハウス」はもっと簡単に、無理なく、安心して、自由な住まいを手に入れる方法を考えています。
通常の分譲マンションと同じようにデベロッパーが存在して、間取りも設備類も仕上げも、すべて自分で選べるような仕組みです。
冒頭に申し上げた、集合住宅を完全なスケルトン状態で購入するというのは、現状では難しそうです。しかし、結果的にはかなり近いものを手に入れることができるところを目指してみたいと思います。
スケルトンハウス」は、戸建ての注文住宅の自由さと、集まって住む集合住宅の合理性と、両方のよい所を合わせたものと言えそうです。

無印良品では「自分の家は自分でつくる」という視点でもう一度、新築の集合住宅・分譲のありかたを考えてみたいと思います。
スケルトンハウスは新築の集合住宅を限りなくスケルトン(構造体)に近い状態で手に入れ、インフィルを自由に、自分の思い通りにつくるということです。
スケルトンハウスという考え、いかがでしょうか。

———— 引用 ここまで ————–

まだ、そこにない新しい形を、普通の消費者に提案しながら、進めていくスタイルに、押し付けでもなく、高飛車でもない、なんとも嫌味のないスタンスに惹かれます。そして実現を期待したくなります。

ちょいと以前に、同じく建築の世界に「ハーフビルド」というスタイルで人気のある工務店が紹介されてたことがありました。施主である自らも手伝うというか、できる範囲のことをさせてもらうことで、手作り感?満足感、はたまた価格を低く抑えるというプランです。

消費者のニーズに応えた新しい形を感じましたし、こういうことが建築業界でもやろうと思えばできるんだと、当時思いました。

で、地元の大工の奥さんに、たまたま話す機会があって、こんなのどう?って「ハーフビルド」をリフォームや古民家再生とあわせてPRしてみては?と言ってみたんです。(←自分にはお客をとってくる自信はガンガンあったんですが・・・・)

「うちのだんな、職人だから頑固なのよ・・・」と、一蹴。

そのだんな、同年代でよく知ってるので、言いたいことはすぐわかりました。

ただ、腹の中でそのだんなに叫んでいました、

昭和経済じゃああるまいし、そんなんで仕事がないとかぬかしてんじゃねえぞ!  何が頑固だ!?頑固になるほどキャリア積んだのかてめえ!

(←あくまで、心の声)

「田舎だから、不景気だから、という呪文を唱えれば言い訳として成り立つって、せめて自分には使わないようにしようや。頑固になっていい部分はもっと他のところだぞ!」同じように小さい子供を持つ友人への苦言をここで放ってもしょうがないんですが、別業界にいる自分が、ネットでうろちょろしているだけでも、建築業界でのビジネスチャンスやヒントを感じる時があります。そんなネタを萩ウォーカー発足時の様々な企画の一つとしても書いていました。

そうこうしてるうちに、萩(旧萩市内)の建築業者が結束し、UIJターン者をターゲットにした、古民家再生プランというか窓口を立ち上げていましたね。(たしか)  必然の流れです。

あなたの周りには?

スケルトンハウスという、話を今持ち出したら、あなたのまわりの建築屋さんなんて言いますかね?建築基準法や住宅ローンの知識を持ち出して、そこでそれ以上のことは考えないのでは?

ちなみに地域振興なんてそんなんばっかりですよ。躓くことばかりです。でも、考えれば方法はあるんです。ただ、めんどくさくて、やらなきゃわかんないことが多くて、1人では途方もなく時間が掛かることばかりなんですけどね。

せめて、自分の仕事に対しては、めんどくさくても、時間が掛かっても、勉強して挑戦することは、まだまだあるのではと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください